【zen to】 吉富寛基 カレー皿 「内玉縁カレー皿」
<吉富寛基よりコメント>
最後のひとすくいのためのカレー皿です。カレーを食べていくと、最後の数粒をすくう時にだけ返しが欲しい時があります。極力ふつうなお皿で少しだけ返しが付いていて欲しい。そんなわがままをかたちにしたのが内玉縁カレー皿です。
玉縁とは本来、お皿の縁を外側に向かって丸みと厚みを持たせる技法ですが、お皿の内側に向かって丸みを持たせました。この丸みのおかげでささやかな反りと引っ掛かりのある返しが生まれます。逆に外側にはスタッキングがしやすいように段差を付けて内側の玉縁とのバランスを取りました。
食べ始めから食べ終わる直前までふつうに食べれて、最後のひとすくいを少しだけ手助けする贅沢なカレー皿ができました。
最後のひとすくいのためのカレー皿です。カレーを食べていくと、最後の数粒をすくう時にだけ返しが欲しい時があります。極力ふつうなお皿で少しだけ返しが付いていて欲しい。そんなわがままをかたちにしたのが内玉縁カレー皿です。
玉縁とは本来、お皿の縁を外側に向かって丸みと厚みを持たせる技法ですが、お皿の内側に向かって丸みを持たせました。この丸みのおかげでささやかな反りと引っ掛かりのある返しが生まれます。逆に外側にはスタッキングがしやすいように段差を付けて内側の玉縁とのバランスを取りました。
食べ始めから食べ終わる直前までふつうに食べれて、最後のひとすくいを少しだけ手助けする贅沢なカレー皿ができました。
生産地 | 波佐見 |
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サイズ | φ225×H32mm 532g |
素材 | 磁器 |
作家名 | 吉富 寛基(よしとみ ひろき) |
1980年福岡県糸島市生まれ。多摩美術大学環境デザイン学科を卒業後まもなく、フリーランスでデザイン活動を開始。2009年に自身のデザインスタジオであるYOSHIO GOODRICH DESIGNを設立。時代の流れの中でヒトとモノとの関係性を紐解き、日々のライフスタイルに新たなワンシーンを生み出すプロダクトを多岐にわたり手掛けている。
受賞歴にはiFデザインアワードにおいての最高賞であるiFコールドアワードや、Red Dotデザインアワードの中でも特に優れている作品に贈られるベスト・オブ・ザ・ベストなどがある。