【zen to】 吉田愛 カレー皿 「plate 245 white(ホワイト)」
<吉田愛よりコメント>
数年前に設計事務所内にキッチンを設け「社食堂」という食堂を始めました。お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから、様式なんてものに捉われることなく無限の組み合わせで進化するカレーという小宇宙に魅了されました。そんな私が使いたいカレー皿とは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景” を生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています。
「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった一枚のお皿にまつわる様々なシーンにおいて“用の美” を感じる、どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿です。
数年前に設計事務所内にキッチンを設け「社食堂」という食堂を始めました。お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから、様式なんてものに捉われることなく無限の組み合わせで進化するカレーという小宇宙に魅了されました。そんな私が使いたいカレー皿とは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景” を生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています。
「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった一枚のお皿にまつわる様々なシーンにおいて“用の美” を感じる、どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿です。
生産地 | 波佐見 |
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サイズ | φ245×H32mm 609g |
素材 | 半磁器 |
作家名 | 吉田 愛(よしだあい) |
1974年広島生まれ。2001年よりsuppose design officeに参画し、建築設計業務に携わる。2014年SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.を設立し、共同主宰。インテリアから住宅、複合施設などのプロジェクトを手掛けるとともに、ミラノサローネLeceste、ONOMICHIU2などのインスタレーションや商業空間、プロダクト開発など幅広く手がけ、各プロジェクトのグラフィック、アートなどのディレクションや空間スタイリング業務も自らで行う。2021年、新たに空間プロデュースやインテリアスタイリングを事業の核とする「etc inc.」を設立。近年開業した「社食堂」「BIRD BA TH KIOSK」「絶景不動産」など自社事業の運営と共に建築設計事務所の枠を超えさまざまな分野の領域を横断し活動する。